2023-01-01から1年間の記事一覧
統合失調症や双極性障害、うつ病といった精神疾患は、気分の上下や易刺激性といった尺度でとらえられることが多いが、時系列でとらえる考え方もある。 例えば木村敏は、人間の時間の感覚をante festum(祭りの前)、post festum(あとの祭り)、intra festum…
統合失調症の病態は十分に理解されていませんが、D2拮抗作用のある薬剤が効果を示すことから、ドーパミンが病態に関与すると考えられています。 DSM-5で診断根拠となる所見は、幻覚(頻度が高いのは幻聴)、妄想(頻度が高いのは被害妄想、一次妄想としては…