電脳ラボ

脳のコンピュータモデルに関する論文のレビューなどを細々と続けていこうと思います。

統合失調症

統合失調症と報酬予測誤差

統合失調症の病態は十分に理解されていませんが、D2拮抗作用のある薬剤が効果を示すことから、ドーパミンが病態に関与すると考えられています。 DSM-5で診断根拠となる所見は、幻覚(頻度が高いのは幻聴)、妄想(頻度が高いのは被害妄想、一次妄想としては…