電脳ラボ

脳のコンピュータモデルに関する論文のレビューなどを細々と続けていこうと思います。

An artificial neural network analogue of learning in autism

Ira L. Cohen

Biol Psychiatry. 1994 Jul 1;36(1):5-20.

 

自閉症のMLPモデル。

自閉症では一部の細胞数が多いという知見と少ないという知見があるので、それぞれのケースで学習がどのように進むかをシミュレーション。

 

というかニューラルネット界隈では、中間層が多いと学習データへのフィッティングはよいが汎化性能が低く(過学習)、中間層が少ないと学習データへのフィッティングが悪いというのはよく知られた話。

 

特に過学習の状態が自閉症の特徴を捉えてると言いたいようだ。