電脳ラボ

脳のコンピュータモデルに関する論文のレビューなどを細々と続けていこうと思います。

神経科学のブックガイド

 

個人的にはこのテキストに思い入れがあります。著者は精神薬理が専門のため、内容的にもやや偏りはありますが、細胞、神経といったミクロなレベルから、行動、精神疾患といったマクロなレベルまで網羅されており、神経科学の魅力を十分に感じることのできる本だと思います。

 

カンデル神経科学 第2版

カンデル神経科学 第2版

  • メディカルサイエンスインターナショナル
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こちらのテキストの方が上記より有名でしょうか。著者はアメフラシの可塑性の研究でノーベル賞を受賞しています。広い範囲の話題が網羅されており、通読するというよりも、百科事典的に参照する方が現実的でしょうか。